第6回ウェビナーのスライドを公開しました

1月17日に第6回オープンチームサイエンスウェビナーを開催しました。当日のスライドをyoutubeに公開しています。
通常は当日の発表や質疑の様子を動画で公開しておりますが、今回は機器操作ミスにより、全編にわたる録画ができておりませんでした。
当日の様子を少しでもお伝えするため、今回は発表スライドを代わりに公開しています。
スライドは1枚あたり20秒ごとに切り替わるよう設定していますが、文字などの情報量はスライドごとに異なるため、20秒以上閲覧されたい場合は一時停止などをご活用いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

日時:2019117日(木曜日)1215分〜13
スタジオ:総合地球環境学研究所 セミナー室1&2
話し手:林耕次(総合地球環境学研究所 サニテーションプロジェクト プロジェクト研究員)
聞き手:近藤康久・中原聖乃(地球研)
話題:トイレの「価値」とは何でしょうか
要旨:
私たちが普段、あたりまえのように接しているトイレですが、それは単に排泄をおこなうための空間・設備という以外に、様々な「価値」をもっています。もちろん、その「価値」を維持するためには、相応の対価が前提となっています。他方で、対価を負わない/負えない人びとや社会には、健康や環境への悪影響が生じて本来備わるべきであろう「価値」が失われることにも繋がります。野ざらしだけど、いつでもどこでも用を足せる「森のトイレ」と、空間と機能は最低限確保されているとはいえ、不潔で決して安全ともいえない「スラムのトイレ」。みなさんはどちらを選びますか?今回は、地球研の林耕次さんをお招きして、アフリカの森とスラムにおいて、トイレの存在があたりまえではない事例を紹介しながら、みなさんとトイレの「価値」についての問いを共有しました。